エンジニアの頭の中

知識と技術で「お金稼ぎの自動化」を実現するため、日々奮闘するエンジニアのブログです。

フリーランスITエンジニアの年収

f:id:mitsu3204:20160521142522j:plain

今から数年前の、27歳の頃に約4年勤めたIT系の会社を辞めて、辞めた翌日からフリーランスのエンジニアとなりました。
その際の収入面の変化について記載します。

1.なぜ会社を辞めてフリーランスのITエンジニアになったのか?

会社を辞めてフリーランスになった理由としては、当時いろいろと考える事はあったものの、ザックリ書き出すと以下のような感じです。

理由その1.収入で満足していなかった

私は年収で400万円くらいでした。サラリーマンの平均年収が400万円程度であることと、当時の自分の年齢(辞めようと決断した時は26歳)を考えれば、特別年収が低いということは無いかとは思いますが、私としては満足していませんでした。

理由その2.この会社で今後も働いてきたいとは思えなかった

決定的に悪い箇所があったというわけでは無いですが、逆に大きな魅力を感じるところがなかったということです。

社員の仲間とは、仲良くしていたし、嫌いではなかったのですが、エンジニアとして魅力を感じる人はあまりいませんでした。

また、自社で展開しているサービスや、経営陣の面々にも、魅力を感じるところは少なかったです。

2.フリーランスのITエンジニアとしての最初の仕事の見つけ方

開発案件を紹介してくれる企業を利用する

開発案件を紹介してくれるエージェント企業がいるので、そちらのお世話になりました。そのため、フリーランスとしての最初の仕事は、会社員の間に見つけることができました。

ちなみに私がお世話になったのは、首都圏コンピュータ株式会社というちょっと変わった名前の会社です。現在は、社名をPE-BANKと変えていますが、この会社は業界では長くやっている方で、エンジニアの中では有名ですね。

他にも複数のエージェント企業から開発案件を紹介してもらっていたのですが、条件の良くない開発案件が多かったので、それらの仕事は受けませんでした。

契約までの流れ

流れとしては、エージェント企業にお客さんを紹介してもらい、お客さんと面談して、お互いに条件に問題がなければ、仕事が決まり、晴れて契約といった流れです。(この業界では普通の流れですね。フリーだろうが、会社員だろうが変わりません)

契約内容

基本的に客先のオフィスに常駐するスタイルでやっていて、代金は月●万円という契約です。

稼働時間が一定の時間を越えると、閾値の超過分に対して追加で代金をもらうというのが一般的です。時間の閾値は、月180時間だったり、200時間だったりと契約によって異なります。

注意点

上記のような仕事を紹介してくれる企業に対しては、手数料として月の契約単価の1割前後(会社や契約回数などでも変わる)を払う必要があります。

毎月1割前後も支払い続けるのはもったいないです。最初に仕事を取ってきたこと以外に彼らに価値はありません。

よって、私の場合は、仕事に慣れてからは、エージェント企業を介さずに、お客さんと直接契約するようにしました。そのほうが、契約条件の交渉もエージェント企業の営業を介さずに自分できるのでオススメします。

 

3.フリーランスITエンジニアになってからの収入の変化

肝心の収入ですが、フリーランスになってどれくらい年収が変わったか、具体的な数値を以下に示します。 

年間の売上

月平均

2010

455万円 ※4月からのため9ヶ月分

50.5万円

2011

714万円

59.5万円

2012

761万円

63.4万円

2013

854万円 

71.1万円

2014

904万円

75.3万円

2015

1056万円

88.0万円

2016

1093万円

91.0万円

2017

1256万円

104.6万円

会社員時代の400万円という収入から比べると、大分変わりましたね。直近では売り上げが1000万円を超えていますが、私が特別というわけではありません。私の知り合いのフリーランスのエンジニア達には、もっと稼いでいる人もいます。

年々売上が増えている理由

売り上げが年々増えてるのは、1ヶ月当たりの代金(単価)が上がっているからです。同じプロジェクトに携わっている間にも、単価交渉をして単価を上げさせて頂いたことが何度かあります。

個人事業主なので経費を有効に使うことができる

売り上げから各種経費を引いた分が所得ということになります。

経費は、通勤の交通費や携帯電話などの通信費、交際費などはもちろん、他にも自宅を事務所という扱いにしているのであれば、自宅兼事務所ということで自宅の家賃や、水道光熱費なども、按分して何割かを経費にすることができます。

こうした経費が使えるところは、個人事業主や経営者の強みであり、経費に融通が利かないサラリーマンと比べると、入ってくるお金の額面が同じでも実際の生活さは異なります。

 

4.収入以外の変化

会社員時代の雑務がなくなる

これは勤めている会社によって異なりますが、私の場合は、自社の煩わしい雑務が一切なくなりました。会社勤めの頃は、社外のプロジェクトに常駐していても、たまに自社で雑務をこなしたり、自宅からメールのやり取りをする事があったのですが、これらがなくなった事により、時間が確保できるようになりました。

会社に勤めるということに対する意識が変わる

フリーランスになることを意識している会社員の人もいるとは思いますが、その中には会社員でなくなるという事に不安を感じている人もたくさんいると思いますが、会社を辞める事を怖がる必要は無いと思います。

というのも、私がフリーランスになってしばらくして思ったのは、会社員だろうがフリーランスだろうが、開発者としてやるべき事は何も変わらないということです。

私はフリーランスになる前は「仕事をする」ということは「会社に勤める」ということと同等であると、頭の何処かで認識してしまっていたのだと思います。

実際には働き方なんてどうでも良い、もっと自由で良かったのです。

 

5.フリーランスになることに対する不安

フリーランスになることを不安を感じる人もたくさんいると思います。私も最初はそうでした。ですが、今となっては全くの無駄な心配だったと思っています。

多くの会社員の人が不安だと言っている点は大体共通しています。

収入が不安定になるのでは?

単期間の細かい仕事ばかり受けているとそうなるかもしれませんが、私のような働き方だと、収入が不安定になることはまず無いと思います。

業界の人との話や仕事の依頼から、常にエンジニア不足を感じていますし、よっぽど能力が低く無い限りは、仕事が切れるようなことはないかと思います。

むしろ会社員として働いていて、給料が満足できるほど高くないのであれば、そのレベルで安定させてしまうのは非常に良くないことだと感じています。

請求などの事務処理のやりかたがわからない

請求書、見積書、場合によっては、注文請書のやりとりなどがありますが、やりかたなんていうほどのものもありません。

都度似たような内容を書くだけですし(コピペしてちょっと書き換える程度)、請求書や見積書のフォーマットもGoogle検索や会計ソフトですぐに手に入ります。

書いたものは、メールや郵送で送りつけるだけで、こんなものは、本当に誰でもできる簡単なお仕事です。不安を感じるところではないのです。

確定申告

確定申告最近は会計ソフトが進化していて、会計ソフトに任せておけば楽勝です。

私はfreeeを使っています。

銀行口座やクレジットカードと連携させているので、基本的に収入も支出も自動で仕分けしてくれるので、人がやることはあまりないです。

請求書の作成と郵送も、freeeからポチるだけで完了してしまうのです。(郵送は1通ごとに代金が別途かかる)

確定申告の際も、所得税の申告書も消費税の申告書も、freeedで出力された申告書を提出するだけです。

6.フリーランスエンジニアになるべきか?

結論から言うと、働き方は人それぞれの事情、好みなどがあるので、「こうあるべき」ということは無いと思います。

私が言えるのは、現状の収入に不満があったり、勤めている会社で上を目指していきたいわけでもなければ、フリーランスになった方が良いと思います。

会社を辞めて失敗するんじゃないかと心配している人もいるでしょうが、心配しないでください。世の中にエンジニアの仕事は溢れています。よっぽど能力の低いエンジニアでない限りはうまくやれるでしょう。

むしろ、燻ったまま行動しないでいることこそ、一番の失敗だと私は思います。